こんにちは。
「高齢者レクノート」のひろです。
今回ご紹介するのは、
- 「昭和の懐かしクイズ」
- 第1問
- 正解は①「ダイヤル式電話」!
- 第2問
- 正解は②「蚊帳」!
- 第3問
- 正解は②「洗濯板」!
- 第4問
- 正解は①「七輪」!
- 第5問
- 正解は①「冷蔵庫」!
- 第6問
- 正解は②「ちゃぶ台」!
- 第7問
- 正解は①「ザ・ドリフターズ」!
- 第8問
- 正解は①「大喜利」!
- 第9問
- 正解は②「ロボット」!
- 第10問
- 正解は①「野球」!
- 第11問
- 正解は①「波平さん」!
- 第12問
- 正解は①「寅さん」!
- 第13問
- 正解は①「坂本九さん」!
- 第14問
- 正解は①「水前寺清子さん」!
- 第15問
- 正解は①「舟木一夫さん」!
- 第16問
- 正解は①「千昌夫さん」!
- 第17問
- 正解は①「笠置シヅ子さん」!
- 第18問「『有楽町で逢いましょう』を歌った歌手は?」
- 正解は①「フランク永井さん」!
- 第19問
- 正解は①「チキンラーメン」!
- 第20問
- 正解は①「脱脂粉乳」!
- 第21問
- 正解は①「ガラス瓶」!
- 第22問
- 正解は①「クリームソーダ」!
- 第23問
- 正解は①「ラッパ」!
- 第24問
- 正解は①「屋上遊園地」!
- 第25問
- 正解は②「昭和39年」!
- 第26問
- 正解は①「新大阪」!
- 第27問
- 正解は①「太陽の塔」!
- 第28問
- 正解は①「蒸気機関車」!
- 第29問
- 正解は①「手紙やはがき」!
- 第30問
- 正解は②「平成」!
- 「どうしてその頃なんですか?」
- 「昔のことを思い出して、皆さんとお話しできて、とてもたのしかったですね!」
- 「昭和の懐かしクイズ30問」
- 「利用者さんの一言を拾う」
「昭和の懐かしクイズ」
です。
昔の暮らし、テレビ、歌、食べ物、乗り物など、昭和を思い出すクイズを30問用意しました。
クイズといっても、
「正解できるかどうか」だけが目的ではありません。
「あった、あった!」
「昔使ってた!」
「この歌、知ってる!」
そんな言葉から、利用者さん同士の会話が広がれば大成功です。
今回は、約40分でできる司会台本として、職員がそのまま読み上げられる形にしました。
準備するもの
- ホワイトボード
- ホワイトボードマーカー
- 昭和の懐かしクイズ30問
- 必要ならBGM
40分の進め方
全部で30問ですが、会話が盛り上がったら全部やり切らなくても大丈夫です。
① あいさつ・説明
「皆さん、こんにちは!」
「今日は、ちょっと昔へタイムスリップしたいと思います」
「皆さんが若かった頃の、昭和のお話です」
「昔の暮らしやテレビ、歌、食べ物などからクイズを出します」
「全部三択です」
「分からなくても大丈夫ですよ」
「昔のことを思い出して、皆さんで楽しくお話ししましょう」
「それでは……」
「昭和の懐かしクイズ、スタート!」
第1部 昭和の暮らしクイズ【第1問~第6問】
第1問
「昔の電話といえば、指を入れてクルクル回すものがありました。何というでしょう?」
① ダイヤル式電話
② タッチ式電話
③ 携帯電話
「さあ、何番でしょう?」
正解は①「ダイヤル式電話」!
「指を入れて、ジーッと回しましたね」
思い出トーク:
「家に黒電話があった方、いらっしゃいますか?」
第2問
「夏の夜、蚊に刺されないように布で囲って寝ました。何でしょう?」
① のれん
② 蚊帳
③ 風呂敷
正解は②「蚊帳」!
「蚊帳の中に入って寝ましたね」
「蚊帳を使ったことのある方?」
第3問
「昔、洗濯機がない頃に、洗濯物をこすって洗うために使った板は何でしょう?」
① まな板
② 洗濯板
③ 黒板
正解は②「洗濯板」!
「ゴシゴシ洗っていましたね」
「昔のお洗濯は大変だったでしょうね」
第4問
「炭を入れて、魚を焼いたり煮炊きしたりする小さなこんろは?」
① 七輪
② 電子レンジ
③ トースター
正解は①「七輪」!
「七輪で焼くと、いい匂いがしますね」
「何を焼いていましたか?」
第5問
「昭和30年代ごろ、『三種の神器』と呼ばれた家電があります。白黒テレビ・洗濯機と、もう一つは?」
① 冷蔵庫
② 掃除機
③ 電子レンジ
正解は①「冷蔵庫」!
「テレビ・洗濯機・冷蔵庫でした」
「初めてテレビが家に来た日のことを覚えている方はいらっしゃいますか?」
第6問
「昔、お茶の間で家族みんなが囲んで食事をした低いテーブルは?」
① 学習机
② ちゃぶ台
③ ベンチ
正解は②「ちゃぶ台」!
「ちゃぶ台を囲んで家族でご飯を食べましたね」
ここで思い出トーク
「皆さん、昔の暮らしは今とはずいぶん違いましたね」
「便利になったなあと思うものは何でしょう?」
数人に聞いてみます。
「ありがとうございます!」
「では次は、テレビや映画です!」
第2部 テレビ・映画クイズ【第7問~第12問】
第7問
「『8時だョ!全員集合』で活躍したグループは?」
① ザ・ドリフターズ
② キャンディーズ
③ ピンク・レディー
正解は①「ザ・ドリフターズ」!
「見ていた方は?」
「懐かしいですね!」
第8問
「長寿番組『笑点』で、落語家さんたちが座布団を増やしたり取られたりするコーナーは?」
① 大喜利
② 運動会
③ のど自慢
正解は①「大喜利」!
「座布団10枚を目指しますね」
第9問
「『鉄腕アトム』のアトムは何でしょう?」
① 忍者
② ロボット
③ 野球選手
正解は②「ロボット」!
「空を飛ぶロボットの少年でした」
「あるレストランでは、猫のお顔のロボットがお料理を運んできてくれましたよ」
第10問
「『巨人の星』は何のスポーツのお話でしょう?」
① 野球
② 相撲
③ サッカー
正解は①「野球」!
「主人公は星飛雄馬でしたね」
「野球がお好きな方?」
第11問
「アニメ『サザエさん』。サザエさんのお父さんは?」
① 波平さん
② マスオさん
③ ノリスケさん
正解は①「波平さん」!
「波平さんの当時の年齢は54歳。サザエさんの原作連載が始まった1940年~50年代の日本では、企業の定年退職は「55歳」が主流だったんですね。皆さんのときはどうでしたか」
「波平さんは、あと1年で定年を迎える会社員だったそうですよ」
第12問
「映画『男はつらいよ』の主人公といえば?」
① 寅さん
② 金さん
③ 銀さん
正解は①「寅さん」!
「車寅次郎、寅さんですね」
「映画館で見た方はいらっしゃいますか?」
第3部 昭和の歌クイズ【第13問~第18問】
「ここからは歌です!」
「歌える方は、タイトルを聞いて一緒に口ずさんでもいいですよ」
※歌詞を長く歌う必要はなく、タイトルや歌手を当てて楽しみます。
第13問
「『上を向いて歩こう』を歌った歌手は?」
① 坂本九さん
② 千昌夫さん
③ 舟木一夫さん
正解は①「坂本九さん」!
「懐かしいですね」
「他にはどんな曲を、歌われていましたか」
【見上げてごらん夜の星を】
【明日があるさ】
【幸せなら手をたたこう】など。
一緒に歌ってもいいですね。
第14問
「『三百六十五歩のマーチ』を歌ったのは?」
① 水前寺清子さん
② 美空ひばりさん
③ 島倉千代子さん
正解は①「水前寺清子さん」!
「元気が出る歌ですね」
第15問
「『高校三年生』を歌った歌手は?」
① 舟木一夫さん
② 北島三郎さん
③ 森進一さん
正解は①「舟木一夫さん」!
「学生時代を思い出す方もいらっしゃるでしょうか」
第16問
「『北国の春』を歌った歌手は?」
① 千昌夫さん
② 坂本九さん
③ 三波春夫さん
正解は①「千昌夫さん」!
第17問
「『東京ブギウギ』で知られる歌手は?」
① 笠置シヅ子さん
② 都はるみさん
③ 八代亜紀さん
正解は①「笠置シヅ子さん」!
「ブギの女王と呼ばれました」
「朝ドラ『ブギウギ』ご覧になられてましたか」
「2023年から2024年に放送され、戦後に明るい歌で、人々を元気づけていくような内容でしたね」
第18問「『有楽町で逢いましょう』を歌った歌手は?」
① フランク永井さん
② 橋幸夫さん
③ 五木ひろしさん
正解は①「フランク永井さん」!
「知っている方、手を挙げてください!」
歌の思い出トーク
「皆さんが若い頃、一番好きだった歌手は誰ですか?」
「美空ひばりさん?」
「三橋美智也さん?」
「春日八郎さん?」
何人かに聞いてみましょう。
第4部 食べ物・町の風景クイズ【第19問~第24問】
第19問
「昭和33年、1958年に発売されたインスタントラーメンは?」
① チキンラーメン
② 冷やし中華
③ 鍋焼きうどん
正解は①「チキンラーメン」!
「お湯を使って手軽に食べられるインスタントラーメンですね」
第20問
「戦後の学校給食で、飲み物として出されたことで知られているものは?」
① 脱脂粉乳
② コーラ
③ サイダー
正解は①「脱脂粉乳」!
「飲んだことのある方?」
「どんな味だったか覚えていますか?」
ここはかなり思い出話が出やすいところです。
第21問
「昔、牛乳屋さんが配達してくれた牛乳は、何に入っていることが多かったでしょう?」
① ガラス瓶
② 紙コップ
③ 缶
正解は①「ガラス瓶」!
「玄関先に牛乳箱があったお家もありましたね」
「瓶で飲むと、何であんなにおいしいんでしょう」
第22問
「昭和の喫茶店で人気。緑色などのソーダの上にアイスクリームがのった飲み物は?」
① クリームソーダ
② 味噌汁
③ 甘酒
正解は①「クリームソーダ」!
「昔、お家の人とデパートに買い物に行った帰りに、屋上のレストランで、クリームソーダとホットケーキを食べさせてもらうのが楽しみやった、と言ってた人がいました」
「皆さん、デパートのレストランで、何食べました?」
第23問
「昔、町を回っていた豆腐屋さん。来たことを知らせるために鳴らしていたものは?」
① ラッパ
② 太鼓
③ ピアノ
正解は①「ラッパ」!
「10年くらい前まで、近所を、腰の曲がったおじいさんが、自転車の後ろに豆腐を入れた木箱をのせて、その方はベルのようなもので。チリン、チリンとゆーっくり鳴らして、ゆっくりそれこそ、歩くほうが速いくらいのスピードで自転車こいではりました。」
第24問
「昭和のデパートの屋上によくあった、子どもたちが楽しみにした場所は?」
① 遊園地
② 田んぼ
③ 空港
正解は①「屋上遊園地」!
「乗り物に乗った思い出はありますか?」
第5部 乗り物・昭和の出来事【第25問~第30問】
第25問
「東京オリンピックが初めて開かれたのは昭和何年でしょう?」
① 昭和29年
② 昭和39年
③ 昭和49年
正解は②「昭和39年」!
1964年です。
「テレビで見た方はいらっしゃいますか?」
第26問
「昭和39年に開業した東海道新幹線。当初、東京とどこを結んだでしょう?」
① 新大阪
② 札幌
③ 長崎
正解は①「新大阪」!
「新幹線に初めて乗ったとき、速いと思いましたか?」
第27問
「昭和45年、1970年に開かれた大阪万博。シンボルとして有名なのは?」
① 太陽の塔
② 東京タワー
③ 通天閣
正解は①「太陽の塔」!
「大阪万博へ行った方、いらっしゃいますか?」
ここも思い出話が出やすい問題です。
第28問
「昔走っていたSL。SLとは何のことでしょう?」
① 蒸気機関車
② 地下鉄
③ モノレール
正解は①「蒸気機関車」!
「煙をモクモク出して走っていましたね」
第29問
「昔よく見かけた赤い丸いポスト。何を入れるものでしょう?」
① 手紙やはがき
② 野菜
③ お金
正解は①「手紙やはがき」!
「昔は年賀状もたくさん書きましたね」
第30問
「昭和の次の元号は何でしょう?」
① 大正
② 平成
③ 令和
正解は②「平成」!
「昭和、平成、令和と、長い時代を過ごしてこられた方も多いですね」
「皆さん、30問お疲れさまでした!」
最後の思い出トーク
ここでは正解・不正解は関係ありません。
「皆さん、今日の問題の中で一番懐かしかったのは何でしたか?」
反応がなければ職員から、
「黒電話?」
「ちゃぶ台?」
「テレビ?」
「昭和の歌?」
などと聞きます。
さらに、
「昭和の頃に戻れるとしたら、何歳くらいに戻ってみたいですか?」
と聞いても面白いです。
「20歳!」
「子どもの頃!」
など答えが出たら、
「どうしてその頃なんですか?」
と聞いてみます。
クイズそのものより、この会話が一番盛り上がることもあります。
終わりのあいさつ
「皆さん、今日はありがとうございました」
「昭和の暮らしやテレビ、歌、食べ物などを思い出していただきました」
「懐かしいものがたくさんありましたね」
「今とは違って不便なことも多かったと思いますが、それも懐かしい思い出ですね」
「今日のクイズは、何問正解したかよりも……」
「昔のことを思い出して、皆さんとお話しできて、とてもたのしかったですね!」
「皆さん、本当にありがとうございました」
「最後に大きな拍手!」
➡拍手(手をたたく動作)は、
①手や腕を動かす運動になる:手のひらを合わせるために、指・手首・肘・肩を自然に動かします。
②気分を盛り上げやすい:拍手の音が出るので「できた!」が分かりやすく、周りの人とも一体感が生まれます。ので、私はどのレクリェーションでも、できるだけ取り入れるようにしています。
認知症の方も参加しやすくするコツ
昭和クイズでは、難しい問題を考え込んでもらう必要はありません。
答えが出ない場合は、
「①だと思う方?」
「②の方?」
「③でしょうか?」
と、挙手式にすると参加しやすくなります。
さらに、
「昔、使ったことがありますか?」
「見たことありますか?」
と聞くだけでも十分です。
正解できなくても、
「そうそう、こんなのありましたね」
と一緒に思い出す時間にします。
答えが間違っていても否定しない
例えば利用者さんが違う答えを言われても、
「違います」
とは言わず、
「それも懐かしいですね」
「なるほど、そちらもありましたね」
と一度受け止めてから、
「今回は①の○○でした!」
と答えを発表します。
クイズで一番大切なのは、正解数ではなく、楽しく参加できることだと思います。
盛り上げる声かけ
司会中に困ったら、次の言葉が使いやすいです。
「知っている方は?」
「使ったことのある方は?」
「懐かしいですね!」
「覚えてらっしゃいますか?」
「同じ方、手を挙げてください!」
「それはどんな思い出ですか?」
「はい、正解です!」
「惜しい!」
「さすがですね!」
「よく覚えておられますね!」
実際に行うときのポイント
30問全部を終わらせる必要はありません。
例えば「脱脂粉乳」の問題で、
「まずかった!」
「私は好きだった!」
と会話が始まったら、その話を少し楽しみます。
「大阪万博へ行った」
という方がいれば、
「何を見ましたか?」
と聞いてみます。
私の場合、ご利用者様に、できるだけご参加いただきたいので、
「○○さんはどうでした」
「こんなのあったと聞いてますけど、○○さんのときは?」など、発言が少ないときは、こっちから聞いてしまいます。
すると、周りの方々も「わしの時はこうやった」など、皆さんが盛り上げてくださるので、
いかに相手が話しやすくなる質問をできるかかなーと感じています。
こんな感じなので、お話中心の時は、予定の10分の1位で終わることもしばしば。
でも、1回でも多く、ご利用者様が笑ってくれたら、その日は成功かな、と思っています。
終わるときの、皆さんの表情で感じますね。
まとめ|昭和クイズは「正解」より「思い出話」が面白い
今回は、
「昭和の懐かしクイズ30問」
をご紹介しました。
黒電話。
蚊帳。
ちゃぶ台。
昭和のテレビ番組。
懐かしい歌。
学校給食。
大阪万博。
新幹線。
一つの言葉から、
「あった、あった!」
「うちにもあった!」
「昔使ってた!」
と、思い出が出てくることがあります。
職員は30問を全部読み切ることより、
「利用者さんの一言を拾う」
ことを大切にします。
そこから思いがけない昔話を聞けることもあります。
ホワイトボードとマーカーがあればできるので、
「明日のレク、何をしよう?」
というときにも準備しやすいレクリエーションです。
明日のレクが、ちょっと楽になりますように。


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